瀬戸内海に浮かんだハートの形をした緑溢れる小さな島
「いわいしま」
人口およそ500人。美しい棚田が拡がる小さな島。
島の伝統行事「神舞」は1000年以上続くと言われ、いはいしまの名は万葉集にも登場する。
古くから人々は漁業、農業で生計を立ててきた。
瀬戸内海随一の漁獲高を誇り島の人たちの生活を太古から支えてきた豊かな海が原発計画で脅かされている。
28年前、島の対岸4km離れた田ノ浦に上関原子力発電所の建設が計画された。
その地に住む住民の9割が反対しているにもかかわらず、その計画は取り下げられることなく、
島民達はこれまで28年間闘い続けてきた。
この島をテーマにした二つの映画が制作され、
それぞれもうすぐ公開される。
「祝(ほうり)の島」纐纈(はなぶさ)あや監督
「ミツバチの羽音と地球の回転」鎌仲ひとみ監督
祝島には行ったことがない。
「島周辺の海はスナメリの希少な生息域であるという。原発ができればどうなってしまうんだ?」
「虹のカヤック隊と呼ばれる抗議活動家たちが、カヤックでこぎ出して作業している船を取り囲むんだ」
知人から聞いた祝島に関するエピソードに自分として何か響くところがあった。
できることは少ないかもしれないが応援したいと思う。
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