動乱のアフリカと希望

 

 

チュニジアから始まり、エジプト、リビアと

社会の動きが激しくなる北アフリカ。

 

 

また2月始めにはアフリカ大陸で54番目の国家誕生にむけて

スーダン南部にも大きな動きがありました。

 

スーダン南部地域の分離・独立の是非を問う住民投票が行われ

賛成98.83% 反対1.17%という圧倒的多数で南部地域の独立が決定しました。

これまでの南北内戦で200万人以上が亡くなっており

20年以上続いた住民投票はひとつの終わりを迎えることになります。

 

スーダンは北部にイスラム圏のアラブ人が多く

南部にキリスト教や他宗教の黒人が多い地域。

 

 

その南部10州が早ければ79日に独立。

数100万人の住民投票を経てこの結果。

スーダン南部では今、新しい時代の希望に満ちているのかもしれません。

 

 

 

アメリカはこのタイミングでスーダンへのテロ支援国家指定を解除。

同時にどうしても目に入ってしまう油田の二文字。

 

南北境界線には油田地帯が存在しています。

スーダンで油田開発を進める中国にあせった米国のシナリオともとれてしまう

 

一番大きな問題である油田地帯がどちらに帰属するか決まっていない状況で

高まった独立機運。

このまますんなりいくとは考えにくいが

ただすでに希望を持って生きている人達がいます。

 

 

状況が整ったとしても流れ込んでくるであろう巨大資本。

この独立が大国の野望ではなく、現地の希望になる事を望みます。

 

大国のエゴはようやく出来た希望をも食い物にすることで成り立っている。

アフリカ大陸ではずっと。

                            (蓮見 洋平)

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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