炊き出し:できることを出来る範囲でやります

 

 

被災地の方たちに喜んでもらえることはなんだろう?

ちきゅうの子22では、被災地域で炊き出しをはじめます。

被災地ごとに被害の状況が違い、
また支援物資の量・内容やボランティアの人数も避難所ごとに違っています。
メディアによる報道量と支援の必要度合いには相関関係がなく、
注目されにくい地域が存在しています。
必要なもののニーズも各地でバラバラです。


当初は、後方支援のみを行う予定でしたが、
実際に現地に行き、人手不足を目にし、
まだ現地で力になれることはたくさんある、と感じました。

大量の支援物資が全国から届いていても、現場では手が足りず、
通常の物流のように円滑にさばくことはできません。

私たちは自分たちで見た限りに於いて、
必要と思われるものを考え、
その中で自分たちでできそうなことを実行し、
被災地の方々を応援していきます。

 


被災地の方たちに喜んでもらえることはなんだろう?
私たちが石巻・女川地区でお話を聞き、感じたことからの判断です。

 


ガスが使えない環境で、冷たいものばかり。単調なメニューの食事が続いている。

あたたかいもの。そして栄養を満たすための食糧ではなく、
味わう楽しみがある美味しい料理をお届けします。


当初1,000食単位の炊き出しを計画していた。

現在は、「1000食よりも300食×3のような、各地域避難所の収容規模に合わせた量の方がありがたい」とのこと。
なるべく支援の手が薄くなりがちな、各地域の避難所、災害地区で炊き出しを行ないます。


週末は全国から炊き出しの方が来てくれる。

私たちはできるかぎり平日に行きます。



主に、津波の被害が大きく、県外ボランティアの少ない、
女川町を中心に支援を検討しています。

そして、栄養を満たすための「食糧」ではなく、
おいしい「料理」をお届けします。


日に日にニーズも量も変わっていきます。
現地訪問を重ねる中で情報収集し、

時期に合わせより的確な支援へと調整していきます。

 

 

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    りみ (金曜日, 15 4月 2011 15:51)

    たろうちゃん、目頭が熱くなりました。

  • #2

    (土曜日, 16 4月 2011 02:10)

    りみ姉さまにロンドンで聞かせてもらった、阪神の時の話。
    あの話が強烈に記憶に残っています。
    当時高校三年生。俺はテレビの前でニュースを見ているだけでした。
    その時のやりきれなさのようなものが未だどこかに残っています。
    じつはじつは、りみ姉の影響をすごい受けてるんですよ!
    なので、やれる範囲ですが今できることをやろうとおもいます。
    ありがとうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤い羽根共同募金の「災害ボランティア ・NPO活動サポート募金をうけました」

LUSH JAPAN様より活動助成金を

いただきました。
現在チャリティポットとしても販売も

されております。
是非お店に足を運んでみて下さい。

LUSH JAPAN 自然派化粧品
http://www.lushjapan.com/index.asp

22世紀というちょっと未来の視点から今の自分たちを見たら、いったいどんな風に見えるだろうか。 メディア、野外音楽イベント、スタディツアー、などを通して、 「22世紀にうまれてくるこどもたちのための、未来をつくる人材がうまれる土壌づくり」を多角的に実行中。 一緒に考えたり、イベントをやってくれる仲間を募集中です!