昨日、5月8日に女川勤労青少年センターと第一保育所の避難所にて
炊き出しを行いました。
今回は女川町の平日のお弁当配給決定後の炊き出しで、日曜日に炊き出しを
となりました。
こちらからの参加者はなんと14人。
以前に比べなかなかの所帯で現地に向かいました(前回は6人)。
炊き出しの日にちが調度大潮と重なり、冠水時間を避けて女川町に入るため、
前日の13時から仕込みを始めました。
夕方出発を予定していたのですが、時間は押し気味になり結局21時近くの
出発に・・・。
冠水の時間は明け方5時と20時の2回。
前後2時間余裕を見たかったのですが、そうも行かず女川町付近に
ついたのは4時過ぎ。
先頭を運転していた私は車のライトだけをたよりに、もやがかかった中を
進むと、既に道路が冠水していました。
潮が引くのを待っていると、定刻に食事が提供できない可能性があるので
そのまま車を進め避難所まで走行。
支援に行かれる方は冠水の情報なども調べておかないといけないですね。
今回は炊き出し以外に青空ブックカフェ、ストレッチ&ボクササイズ
音楽等幅広い交流を行いました。
遠方から時々来る人達に対して心を開くという事はとても難しいことですが
何かに参加することで心の休憩につながればいいかなと思っていました。
子供は凄いですね。様子を見ながらじわじわと距離を詰め気がついたら
彼らのペースで遊んでいました。
残念ながら途中から強い風と雨になり、野外での活動が中止になってしまったのですが、それでも遊びに来てくれた子供、ストレッチに参加してくださった方
各避難所で告知をしてくださった避難所のスタッフさん。
ありがとうございました。
大人も子供も安心して感情が吐き出せる場、一人で心と向き合い続けない為にも
何かに没頭できる状況を数時間でも作りサポートをしていきたいと思いました。
心の分野で仕事をしてきたので、私自身はわりと待つほうには慣れています。
すべてが打てば響く状況じゃないですから、これから支援に行かれる人は
用意した物の半分も出来ないことなんて、しょっちゅうあると思って下さい。
今回はこころの距離感をについて勉強させられる炊き出となりました。
参加された方お疲れ様でした。
道具を提供してくださった方、募金をしていただいた方
本当にありがとうございました。
お弁当配給が開始されているとはいえ、やはり地域差はあるようで、
昨日の避難所ではあまり届いていないとの事でした。
またやっぱり暖かい食べ物は本当に嬉しいと現地でよく声をかけられます。
今後も同じように参加型の炊き出しを行い続けます。
取り急ぎ簡単な報告を上げさせていただきます。
(蓮見 洋平)
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