復興の狼煙をもう一度

女川町には7月からオープンしたコンテナ村商店街があります。

地元の方々が一から作り上げた立派な商店街。

私の食事処です。

 

 

以前は大勢の人が東北を訪れていました。

人々の関心とともに訪れる人数は目に見えて減っています。

 

 

色とりどりのビブスを着た支援団体の方々も町中にいました。

我々も「ビブス着ないの?」と言われたりもしましたが、

いなくなって目立つのも嫌だし、やめようと言う事で着ていませんでした。

カラフルな団体が大勢いなくなると、視覚的にも寂しく感じる物です。

 

長く女川町の方とつき合っていく事。

支援というフィルターを外して仕事仲間、友人。

そんなつき合い方が出来る様に考えていました。

そうすればビブスを着る事も、帰る事も無いですから。

 

 

話がそれちゃいましたが、時間の経過とともに色んな場所で訪問者が少なくなっています。

町が落ち着きを取り戻していく経過だという人もいますが、それはあくまでも一部の事で大半はそうではありません。

外貨を落としてこそ、地元の経済は本当の意味で歩み始める訳で、個人商店が動き始めれば、地元の方々のバックアップになる。

 

今、コンテナ村商店街の大半のお店は、商品を外に陳列せざるを得ない状況です。

その話を12月に伺い、冬が来る前にウッドデッキとサッシを入れなければと思い、

こちらで工務店、建築関係の学生団体等にもお声をかけさせていただいたのですが、なかなか調整が付かず、石巻で活躍しているピースボートさんにお願いしました。

現在は我々とコンテナ村の方々とピースボートさんで打ち合わせをしながら、現場を進めていっています。

 

皆さんが早く温かい中で営業出来れば、そしてここからもう一度復興の狼煙が上がって欲しいと願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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