3月11日に起こった東北関東大震災から数ヶ月が経ちました。
ちきゅうの子22は宮城県の女川町で活動を行っています。
支援の形も随分変わっていきました。
◇町づくりサポート
◇名産作り
変わりゆくニーズから地元の方々と長くつき合っていけるような活動に焦点をあて活動して行きたいと思います。
5月から動き始めた木製商店街
パッシブハウスジャパンの考案した避難所間仕切りの木製フレームを使用して
商店の復興を女川町商工会に提案。
同時期に女川町で持ち上がっていた商店街作りにのせて国産杉を使った木製仮設商店街を女川高校の校庭に建設。
民間で始めた大型商店街
プレハブではなく国産材の杉材を使用する事でぬくもりを
現在は費用面でのサポートを行っています。
今まで行っていた炊き出しをそのまま終えてしまうのはもったいない。
せっかくプロがかかわって来たのに・・・。
ならばこれを商品化して女川に製作所をつくり、雇用を創ればいいんだ。
と考えながら始まりました。
また商品作りだけでなく、カレーイベントや、女川の特産品を使ったレシピ作り
小規模だけど何十年とつきあっていけるようなプロジェクトとして
様々な人が関わっているプロジェクトです。
カレーを使った密かな町おこし、それが女川カレープロジェクトです。
7月に女川町にオープンしたコンテナ村商店街。
皆さんが自力で立ち上げた、立派な商店です。
夏場はボランティアでにぎわっていました。いまでも昼時は役所の皆さん等立ち寄られています。
我々も良く利用するのですが、「お〜○○さん!」なんて言って顔見知りで埋まってしまう事もしばしば。なんだか女川になじんできたな〜などと思ったり。
そんなコンテナ村ですが冬場の営業はやはり厳しいです。
外での販売が中心になってしまい、営業時間の短縮も余儀なくされています。
そこで、コンテナ村にウッドデッキをかけようという話が持ち上がりました。
屋根とサッシをつけてこれで冬場の営業も可能!
しかし材料は揃っていたのですが、組み立てる人手がなくて・・・とコンテナ村から話があり、我々のほうでピースボートさんにお願いしました。
勿論、時間がある時は我々も参加させていただきますよ。
その他にも、ワークショップ等に来られる方への商品の現地調達のバックアップ等も行っています。
また、現在は女川町支援連絡会に参加させていただいています。
現地で滞在しながら活動ということが出来ないので、遠方からの力を
途切れさせないなために努力させていただくつもりです。
連絡会に参加させていただいたなかで、ニーズの把握、連携等をとりながら
活動していきます。
女川町復興支援連絡会で教育支援の分科会に属しており
教育に関わる支援団体と内容、今後の動き等を調整しています。
復興支援連絡会、初のチーム。
長期的な支援体制を考える上で連絡会をよりしっかりしたものにする為にも
貢献できると良いと思っています。
また、勉強以外でも未来の女川を支えていく子供達と一緒に色々
考えられたらな〜と思っています。
始まったばかりなので、応援よろしくお願いします!
「夏期ボランティアの報告はもう少々お待ち下さい」
YMCAさん、カリタスJAPANさん、そして地元の梶原先生が中心となって、皆さんで「高校生カフェ」やってます
石巻湊小学校避難所 上映会
2015年2月23日鎌倉生涯学習センターにて上映
終了後「東北×鎌倉」トークショーあり
4月14日に行った女川町での炊き出しの詳細はこちらから。
5月8日に行った女川町での炊き出しの詳細はこちらから
6月24日に行った女川町での炊き出しの詳細はこちらから
9月3日に行ったワークショップの詳細はこちらから
それ以降の活動
私たちは遠方からの手を途絶えさせない為に
報告会や販売を通じて活動の発表の機会を頂いています。
鎌倉市民活動フェスティバル 詳細はこちらから
鎌倉FM 詳細はこちらから
鶴見フリースペースたんぽぽ 詳細はこちらから
七里ケ浜高校文化祭 詳細はこちらから
由比ケ浜商店街 詳細はこちらから
自分達の町もまた海に面しており、震災が起きた場合同様に大きな被害が
出る可能性が考えられます。
鎌倉は被災地域で活動している団体も多く、復興のプロセスを目の当たりにしている方も多くいると思います。
民間、行政が同じ立場で、鎌倉ならではの災害対策をしっかとした土壌の上に
作るべきだと考えています。
鎌倉での報告会、意見交換会などものせて行こうと思います